INTERVIEW

社長インタビュー

「豊かな心で夢のある人生を共に生きる」を理念に掲げ、介護サービス事業において日々邁進を続けているライフヘルプサービス社。企業が目指す姿などについて、御手洗社長にお話を伺いました。

インタビュアー:株式会社パットンファイヴ 須佐 穂高

ご本人、ご家族、当社は三位一体、一番大切なのはその関係性。

御手洗 健 株式会社ライフヘルプサービス 代表取締役

御手洗 健

株式会社ライフヘルプサービス 代表取締役

社長の生い立ちや、この仕事を始めたきっかけを教えてください。

大分県で一番南にある、かつては佐伯藩の城下町として栄えた佐伯市で生まれ育ちました。
高校を出て一旦上京し、たばこの包装フィルムを作る会社で営業事務をやっていたんです。ただどうしても仕事が合わない。地元に帰って、高校時代から付き合っていた彼女(※注:現奥様)と結婚して地元で働こう、というわけで地元の福祉専門学校に入り直しました。

なぜ福祉の専門学校を選んだのですか?

数ある専門学校の中でも学費が安かったから (笑)、というのもあるのですが、福祉は地元での就職先が多かったから。でも結局学校推薦に乗っかってまた都内に就職してしまいましたが(笑)

・・・結婚するつもりだった彼女は(※注:現奥様)

東京~大分間の遠距離恋愛です(笑)、結婚するまで5年間続けました。

なるほど(笑)、意外な成り行きですね。
ところで、「この仕事を続けていこう!」と思ったのはなぜですか?

御手洗 健 株式会社ライフヘルプサービス 代表取締役

就職したのが、精神科の施設だったのですが、ご利用者さんと接していくうちに色々と考えさせられました。
本人は入院したくない、でも強制的に入院。入院したら薬漬けになってしまい、なかなか最期まで病院から出ることができない。自分たちが良かれと思ってやっていることが、本当にその人の為になっているのだろうか?日々ジレンマを抱えて悩んでいました。

精神科や終末医療においては永遠のジレンマかもしれませんね。

当時は精神障害者や高齢者には、医療機関か在宅しか選択肢がなかった。そんな矢先に介護保険が始まり、現在のグループホームのような、医療機関と在宅の中間的な施設が生まれたんです。問題を完全に解決するものではないけれども、現時点としては最善の方法ではないかと思いました。
実はグループホームは施設では無いんです、住んでいますから。つまり在宅でありながらも、グループホーム内で十分な介護を受けられる、というサービスなんです。「家で過ごしたい」というご本人の希望、在宅介護における「家族の負担の軽減」、最近は介護離職の問題も増えてきていますよね。グループホームはその2つを両立し、ご本人とそのご家族が共に幸せになれる1つの提案なんです。

御社の理念である「豊かな心で夢のある人生を共に生きる」について、
理念に込めた想いをお聞かせください。

御手洗 健 株式会社ライフヘルプサービス 代表取締役

この理念には、3つの定義を与えています。まず一つは、職員の取り組む「姿勢」としての定義。イライラしたり、うわの空で仕事をしていると、利用者に伝わってしまいます。職員がまず「豊かな心」を持つことが利用者の幸せにつながります。
次に、介護のある「生活の空間を創造する」ための理念。これは利用者にとってこの場所が決して「人生の終わり」などではなく、これからの生活を職員とご利用者と

共に創り上げていく場であるということです。
そして、「社会提案」のための理念でもあること。この理念を実現し、会社から社会へと広げていくことが社会に対しての提案となるという定義です。

御社の今後の具体的な目標を教えてください。

グループホーム、デイサービス、小規模多機能型居宅介護事業それぞれにおいて、「利用継続平均日数」を高めていくというものがあります。長く当社のサービスを利用してもらうということは、長く元気に健康でいられるということです。
グループホームにおいては、「退去した人に対して、看取れた人の比率を高める」ということ、デイサービスと小規模多機能型居宅介護では、健康寿命の維持、在宅生活が長く続けられること、また、デイサービスにおける日々の活動や取り組みとなどでご利用者の満足感を高め、楽しみを作っていくものです。
いずれも具体的な数値を定め、目標としているものです。

国を挙げての課題となっている「働き方改革」ですが、
御社ではどのような取り組みを行っていますか?

御手洗 健 株式会社ライフヘルプサービス 代表取締役

介護職は給料が安いですよね。これはそもそも介護報酬が公定価格であり、上限が決まっているためやむを得ないことなんですが…。そのせいか、いままでの介護職は「優しい心」や「気持ち」といった、いわば精神論?のようなものに頼ってきた一面もあります。そんなやりかたでは、「働き方改革」はいつになってもできませんよね。
当社では新たに「人材マネージメント部」を立ち上げました。職員のライフスタイルに合わせてフレキシブルな働き方に対応できる体制を整えていきます。

例えば、働くお母さんにとって子供が小さいときは「時間」が優先的な価値ですよね、やがて子供が大きくなっていくとそれが「お金」に変わって行くのに、パート勤務を続けて「お金が足りない」と言って退職してしまう。そうならないように、お金と時間を両立する個別の相談に応じて対応していくのも「人材マネージメント部」の役割になります。

ところで、御社の施設でこんなポスターを見かけましたが?

ポスター

「言った、言わない」ポスターですね(笑)
職場で「言った、言わない」のを耳にすることが多いと感じたんです。言った側も言わなかった側も自分が正しいと思っているのでなかなか解決しないんです。水掛け論はやめて、「今、大切な事をお互い考える」こと。風通しの良い快適な職場にしていきたいですね。
言った言わないと争っても、ご利用者の生活は変わらないのです。国会を見ていると、言った言っていないなどで私たちの生活は何にも変わっていかないのと同じです。
言った言わないとシステムやチームを大事にすることも大切ですが、現場はそんなことを続けていても変化していきますからね。

どんな企業を目指していきますか?

当社は経営目的として、「あなたの大切な人が介護を要する状態となった時に、地域での生活を支えます。」を掲げています。
当社の業務は、グループホームだけでなく、デイサービス、小規模多機能型居宅介護事業等も行っていますが、これは全ての事業に共通する目的です。
もちろんご本人の地域での生活を支えるためには、ご家族の協力が必要不可欠ですから、ご家族と当社が一体となってご本人を支えていくことになります。
ご本人、ご家族、そして当社が三位一体となり、「豊かな心で夢のある人生を共に生きる」ことこそが当社の使命であり、企業としての発展につながっていくと考えています。

御手洗 健 株式会社ライフヘルプサービス 代表取締役

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